終の家を建てる

死ぬまで住む家を建てる記録

建て替え ~終の棲家を作るには~

築50年の我が家が、
この春ついに建て替わることになりました。
40代最後の年の建て替え…
間違いなく、終の棲家となるでしょう。
その奮闘の記録を、ここに残していきたいと思います。


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我が家があるのは、埼玉県南部。東京まで電車で15分のところです。
駅からも徒歩7分と近く。中古で北側玄関の家でしたが、
南は空き地で便利も日当たりもよい家でした。


ところが、南に小さな建売住宅がびっしりと建った頃から事情が変わります。
周りの家はどんどん三階建てに建て替わり、
どの家も、我が敷地ぎりぎりまで迫ってきたのです。
当然、二階建ての我が家は井戸の底の。日の光と縁が切れてしまいました。
すると今度は、床下が異変が起こります。
基礎がむき出しの土だった床下が、その湿気で腐り始めたのです。
おまけに、シロアリやネズミまで入り込む始末。


「引っ越したい」
私は毎日のように考え、願っていました。
しかし、仕事が忙しい主人は、夜中寝に帰ってくるだけで家に興味はありません。
施主が動かないことには、新居など夢のまた夢…
ところがある日、家に興味のないはず旦那が
休日の新聞に折り込まれていた、不動産のチラシをやたらと眺めていたのでした!


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